愛犬との最後のお別れの仕方のお話。
おひとりさまの私が決めたこと。
良かったのか悪かったのか、わかりません。
言えることは、
私はそれで良かったんだって思ってること。
愛犬とのお別れの仕方
お別れの方法は、
動物霊園に到着してから決めました。
最初に到着して受付を済ませ、
火葬の詳しい話を聞きました。
埋葬方法は、合同にしました。
私は、おひとりさまなので、
管理が必要な墓地や専用の区画は、
最初から除外です。
もっこは私の愛犬で、
私が面倒見きれない選択はしないことに
決めてました。
なので、もっこのお骨は、
みんなと一緒に眠って貰おうと思って。
あとは火葬方法です。
それは「合同」か「個別」かです。
合同火葬は、
連れて行ったその日には行わず
次の日に、他の子たちと火葬するという方法。
個別火葬は、
連れて行ったその日に、
その子だけを火葬するというもの。
私が選んだのは、個別火葬です。
お墓はできないけど、お骨は拾ってあげられる。
拾ってあげて、自分で共同墓地に収めることが出来る。
私なりの精一杯です。
あとね、個別を選んだ最大の理由が
合同だったら、もっこを一人この霊園に
残して帰らなければならなかったこと。
この世にはもう居ないのだけど、
それでも、最後まで離れているという感覚が
たまらなく嫌だったのです。
家に帰っても、まだもっこは
あの場所に一人きりでいるという事が嫌だった。
一人にさせるのが嫌だった。
この方法を選んで良かったです。
お葬式の前に、もっこに持たすものを入れます。
- おやつ
- チキンボイル
- カリカリフード
- パピーの頃に遊んでいたぬいぐるみ
- 毛布
- お花
- 私ともっこの一緒の写真
- 手紙
これらのものを持たせました。
お葬式をして、いよいよ火葬です。
火葬の前に、お別れもできます。
最後に飼い主の匂いが付いたものを。
と言われ、丸いカードを身体にこすりつけたり
両手で挟んだり匂いをつけます。
そのカードを鼻先に置きました。
これで本当に最後です。
自分で蓋を閉めました。
火葬が終わるまで、50分ほどでした。
あっという間です。
終わったら係の方が、呼びに来てくれました。
もっこのお骨は、すごく綺麗でした。
担当の方にも褒めて頂けました。
小さいながら、全てのお骨が残っていて
爪の生える所から、尻尾の先まで。
本当に、小っちゃい可愛い骨を一つずつ拾いました。
全てのお骨を丁寧に説明して頂けます。
これだけでも、個別火葬にして良かったと思いました。
全てのお骨を骨壷に入れて、
終わりに共同墓地に埋葬します。
骨壷に入れてるお骨を全て共同墓地の地下に入れました。
これで全て終わりです。
私は、もっこのお骨は手元には置きませんでした。
お骨上げをしている時にも係の方に、言われて
悩んだんですが、最初に決めた通り
全て、収骨いたしました。
今は、それで良かったと思っています。
その代わりに、私はもっこが小さい時から
もっこの毛を保管していました。
最後にも少しばかり戴きました。
これで充分です。
この毛は、私が死んだら一緒に入れてもらおうと
考えています。
まだ誰にも言ってないけど、
エンディングノートなどを作って
書き留めておこうと思います。
参考までにかかった費用です。
個別火葬、共同墓地代として
31,320円でした。
コメント
あさこさん
色々考えられて、棺に入れた物ひとつにもやさしさを感じております。
ご葬儀の時の様子は、自身の経験と重なりやはり泣けてきます。
私は老後不安があるので、もうあの子を最後と思っています。
なので・・・そう決めなくても良いのに、そう思うと、愛犬の存在が
自分の中で大きくなります。
文面から・・あさこさんの愛が溢れ・・本当に泣けてきます。
もっこ君もそばにいて、これからも心の支えになってくれると思います。
何も変わらないと思います~私も未だ愛犬に支えられていますから。
ミントさん
私もそうです。
自分の年齢の事を考え次の子は迎えないと決めています。
次の子と暮らしたい気持ちもありますが
この歳になると何が起こるかわかりません。
その子を1人残していく事になるかもしれないと考えると
その子を失う事よりも、耐えられそうにもありません。
時間が過ぎて、もういないんだ。という現実に思い知らされます。
夢にでも出てきてくれると良いんですけどね。
愛犬って、すごい存在です。
14年のもっこちゃんの犬生は幸せなだったと思います。
あさこさんの愛をいっぱい貰ったんだから。
空の上からずっと見ててくれますよ。
もっこちゃんの毛が残っているとのことですが、
私は残った毛を織り込んでフェルトのぬいぐるみを作ってもらいました。
写真と毛を送ると、大きさや表情、ポーズなど色々と対応してもらえました。
出来上がったその姿は、小さくなった愛犬が戻って来てくれたようで
嬉しさと哀しさが同時に溢れました。
私が死んだときは一緒に柩に入れてもらうつもりです。
いつまでも一緒の想いは何年経っても変わりません。
小春さん
そう言っていただけて嬉しいです。
もっこは、幸せだったと思うことで支えてもらえると想います。
小春さんの愛犬ちゃんのぬいぐるみ作ったんですか。
いいですねー。
そういうのがあるんですね。
そんなことなら、もうちょっとたくさん置いておけば良かったです。
ジャムの瓶ぐらいしかないので、足りないかもです。
ミニサイズでも作ってくれるかな?
ずっと一緒に側にいてほしいですよね。
これからも、自分が死んでも離れたくないです。